「スタンフォード式 最高の睡眠」スタンフォード大学医学部教授 西野精治著参照
免疫力アップで順番変えて何で最後にもってきたかというと一番大事だからです。人は、人生の3分の1寝てます。日中のパフォーマンスアップにまた幸せな人生を送る上でもめちゃくちゃ睡眠は大事です。最近、来られるお客様で共通してる悩みが睡眠でした。眠れない訳ではないが、寝つきが悪かったり、何度か目が覚めてしまって眠りが浅い気がするという悩みが非常に多いです。それもあって睡眠についてしっかりまとめてみようと思いました。しかも、日本人は世界一寝ていない。平均睡眠時間は6時間30分。いや、もっと寝てないよという人が大半だと思います。
人に備わっている最大の防御が免疫力です。免疫力を高めておけば、新型コロナウイルスにかからない最も有効な予防策になりますし、万一発症してしまっても重症化を避けられます。その免疫力に深く関わっているのが睡眠なんです。
だいぶ、前置きが長くなってしまいました。(笑)
睡眠は寝溜めがきかない。
睡眠不足は、肥満・糖尿病・高血圧・認知症のリスクが高まり、免疫力も低下し寿命も短くなる。
長時間寝ればいいという訳でもない。→睡眠の質をあげる事が大事。→黄金の90分が重要。
黄金の90分とは?
寝始めの最初の90分の事。寝始めの最初の90分が最も眠りが深くなりここの質を高める事が最高の睡眠に繋がる。
寝始めの最初の90分の質の高め方は?
寝る90分前にお風呂に入る。湯船に10分から15分浸かる。
体温がキーワード。人の体温は、皮膚温度と深部体温がある。
皮膚温度とは、身体の表面の温度。深部体温とは、筋肉や臓器など身体の内側の温度。
なんで寝る90分前にお風呂に入るのか?
深い眠りに入るのは、深部体温が下がった時。お風呂に入って深部体温が一旦上がって、下がってくるタイミングが90分後だから。逆算して90分前に入る。
湯船に10分から15分浸かるのはなんで?
深部体温を適度に上げるのに必要な時間。
シャワーはダメ?
シャワーもオッケーです。ただ、湯船に浸かるより深部体温が上がらないので、下がってくるタイミングも早くなる。90分もかからないので、そういう場合は、寝る60分前にシャワーを浴びる。
深部体温と皮膚温度の関係
深部体温が一旦上がって下がる時に皮膚温度は上がります。身体の末端(手足)から熱を放散して深部体温を下げる。寝る前ってなんか手足熱くないですか?よく湯冷めするからとか冷え性だから靴下履いて寝る人いると思うんですがダメです。靴下履いて寝ると熱が放散できず、深部体温も下がらないので睡眠の質は下がります。今日からやめましょう。冷え性の方は、靴下の代わりにレッグウォーマーにして下さい。余談ですが第2の心臓であるふくらはぎを温めて下さい。
寝る前に脳は使うな!
自律神経は、交感神経と副交感神経がある。交感神経は活動時に優位になり、副交感神経はリラックス時に優位になる。睡眠時は、副交感神経にしたい。
寝る前に副交感神経に切り替えるやり方は?
毎日、就寝・起床時間を同じにし規則正しいリズムを習慣化させる。
寝る前に作業・仕事・考え事・光・スマホダメ。
寝室のカーテンを青色にする。青色は、気持ちを落ち着かせてリラックスできる。
どう起きるかも大事!
アラームのかけ方が重要。起床時には、20分間隔で身体が起きようとしている。身体が起きようとしている時に目覚めるとスッキリ起きれる。身体が起きようとしている時には、小さな音でも反応する。だから、1回目のアラームは小さな音で短くかける。2回目は20分後に普通の音量でセットしとく。
めんどくさいとか思わず、これを見てくれたあなた!免疫力アップしてやってくるかもしれない新型コロナウイルスの第2波に備えましょう!
その上、しっかり睡眠をとっている人ほど成功者が多いとの事。