骨盤の歪みを簡単にセルフチェックしてみましょう。あくまで簡易のセルフチェック法なので、詳しくは専門の医療機関またはここONE HEARTにチェックしに来てください。
・骨盤が前傾しているか後傾しているかのチェック法2つ。
①真っ直ぐな壁に対して踵、お尻、背中、両肩、後頭部の順番にくっつけます。足は両親指くっつくけるように隙間ない感じで立ちます。余談ですがここで、後頭部がつかないもしくはかなり首がしんどいという方は、ストレートネックの疑いがありますよ。
話戻してそこで壁と腰の間にどれくらい隙間があるかを確認してください。どちらの手でもいいので手をパーに広げて手首までスッと隙間に入らない方は骨盤が後傾している可能性があります。きついけど何とか手首まで入る方は標準。余裕で手首まで入ってまだお釣りくるよって方は前傾している可能性があります。
②背もたれのある椅子に深く背中とお尻までつけて姿勢よく座ってください。どちらの足でもいいのでこの姿勢から足が組める方は骨盤が後傾している可能性があります。
①と②どちらも骨盤が後傾してたという方は、後傾している可能性が高いです。
逆に①で前傾②でもどっちの足でも足が組めない方は、骨盤が前傾している可能性が高いです。
日本人は欧米人と比べてやや前傾気味の人種ではあります。なので、10度程の前傾は許容範囲とも言われています。
・骨盤が開いているもしくは傾いているかのチェック法2つ。
①背もたれのある椅子にいつも座るように背中をつけて座ってください。足は組まないで両膝をくっつけてください。その時に膝の先端を真上から覗き込んでください。膝の先端を見て片方の膝が出てるとか引っ込んでるとか揃ってない方は骨盤が歪んでいる可能性があります。
②いつも座るように椅子に座ってください。そして足を組んでみてください。どちらか一方は組めるとか左右で組みやすい足があるとか左右で違いを感じる方も歪んでる可能性があります。
①②で歪みがあったという方。これが開きからきているものなのか傾きからきいているものなのか、はたまた両方なのかはもう少し詳しく調べないと僕はわかりません。
僕は足の開き、足の長さ、骨盤の高さ、触診しての仙腸関節の隙間、問診しての症状、動作からの視診等その方お一人お一人の症状や状態に合わせて見立てをつけて開いてるのか傾いてるのか両方なのか判断します。
次回は、骨盤が前傾・後傾・開き・傾きの症状などについて書かせていただきます。
一人でチェックするのもいいですが、パートナーの方や恋人、お子さんとここみてみてとか隙間に手入れてみてとかやってみるのはいかがでしょうか?
たまには、楽しくスキンシップにも活用してみては?!