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空腹

空腹は身体にとって非常に良い事です。たえがたい空腹でなければ(笑)
主に2つのメリットがあります。

①胃腸を休ませる事ができる。
活性酸素の量を減らし老化やガンのリスクを下げてくれます。
逆に胃腸を休ませず、疲れさせるとどうなるか?
食べ物からの栄養を吸収しにくい身体になりミネラル不足になる。ミネラル不足になると肌や髪に潤いがなくなってしまい、さらには疲れやすい身体になってしまいます。

②胃を小さくしてくれる。
その事で、食べ過ぎを防いでくれます。
食べ過ぎるとどうなるか?
太るだけでなく、体内の活性酸素を増やして老化を早めたり病気になりやすくなります。活性酸素が増えると肌のシワやシミの原因になったりガンを引き起こしやすくなります。

そもそもなぜ空腹を感じるのか?
血糖値が関係しています。簡単に説明すると血糖値が上がると満腹を感じ、血糖値が下がると空腹を感じます。
食べ物を食べれば、血糖値は上がります。食べる物によって上がりやすさは違います。ざっくり言うと炭水化物は血糖値が上がりやすいです。上がった血糖値を下げようとインスリンが出てきます。そして血糖値が下がれば今度は空腹を感じるのです。
また、右図のように血糖値の上がり下がりの落差があればある程、たえがたい空腹が襲ってきます。
それならば左図のように緩やかな血糖値の上がり下がりならば、我慢できる空腹ですみます。

緩やかな血糖値の上がり下りにするにはどうしたらいいの?
主に2つあります。
①糖質の多い炭水化物の量を極力減らす。
②食べ順
まずヨーグルト食べて、次に野菜を食べておかずを食べる。
ヨーグルトはインスリンが出やすくなりますので、最初に食べておくと血糖値が上がりきる前に下げてくれます。
次に野菜。野菜に含まれる食物繊維を先に胃腸に入れておく事によって血糖値が上がるのを抑えてくれます。

空腹に関してのワンポイントレッスン
ボディメイクでよくある質問で、夜は何時以降食べない方がいいですか?
答えは、何時以降というより晩ご飯と朝ご飯の間隔を最低10時間は空けてください。
なぜか?
食後10時間経つと脂肪が分解されだすというボーナスがあるんです。
例えば、朝ご飯が7時の方は逆算して晩ご飯は最低でも21時までには食べ終わる。当然、間隔が空けばあくほど脂肪は分解されていきます。

さらにこの間隔が16時間を越えると追加ボーナスまであります。
細胞を新しく生まれ変わらせる力が強くなります。自動でバージョンアップしてくれるのです。

普段16時間間隔を空けるのは難しいと思います。例えば、休みの日だけとか。あえて週一日二日ファスティングしてみるとか。
そういう意味でもファスティングはオススメです。

空腹は鍛えられます。そして、胃が小さくなり空腹にも慣れてきます。
一緒に空腹と戦い健康を勝ち取りましょう!(笑)