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神経トレーニング3

続きです。

神経と筋肉は密接な関係があると言いましたが、もう一つ面白いスポーツの話をします。
筋肉量の多い人が必ずしもスポーツで優位性があるわけではないというのは何となくイメージしやすいかと思います。勿論、行うスポーツの競技特性にもよると思いますが。それを証明するのは、残された結果を数字の面から見ると面白いと思います。

今日は、何を言いたいのか先に結論を言います。前回同様、「今ある筋力を最大化させる」どういう事かと言いますと、筋肉量を増やすのではなく今ある筋肉を使える筋肉にするために筋肉の質を変えるという事です。

いい悪いでは無くて、イメージしやすいように野球の話をします。イチロー選手と清原選手の肉体の違いは見た目から筋肉のつき方が違うと思います。ここでの話は、筋肉のある人が必ずしも優位ではないという事だけに使わせていただいてます。勿論、同じスポーツでも打順や守備のポジション等で求められる役割の違いはあると思います。筋肉量で言えば、清原選手の方があると思いますが決してイチロー選手のパフォーマンが劣っては無かったと思います。また筋肉の質に関しても清原選手はアウターマッスル型。イチロー選手はインナーマッスル型。それぞれの筋質の特性や個人の体型への好みもありますが、怪我の側面からみるとイチロー選手の方が怪我してないと思います。怪我に関しては、プロ・アマチュア関係なしに致命傷になります。どんなに素晴らしい能力があってもそれを発揮できる場所に立てなければ意味がありません。

これは、僕たち一般人にも当てはまると思います。身体が大きいのに憧れる人は、ガンガン筋トレして筋肉のつくメカニズムを栄養学から学んでみるのもいいと思います。逆に、筋分解するメカニズムを学んでそれに気をつけてトレーニングするのもありだと思います。
また、怪我をしにくい身体を手に入れたい・筋トレ苦手・身体を大きくするよりは引き締めたいという人はまたブログを読んでいただいたり、僕の運動・施術の体験コースを受けに来てみてください。

次回に続く